『TO LIVE』報告

グループ展を終えて

このご時世に中止ではなく、新しいかたちで開催できないか模索して、実現できたこと、とても素晴らしいことで、素敵な経験だったと思っています。また、各自が“わからないけどやってみよう”という新しいことに挑戦しようとする気持ち。とても尊くて、たくさんの刺激を受けました。また今まで遠方だから、という理由でなかなか顔を合わせることができなかった方たちともzoomで簡単に、それもタイムラグなしで会話できるということは素晴らしいことだなと驚きました。制作過程や、制作動画も普段スクーリングでしか味わえなかったことが家で・いつでも観れる、絵を描いている仲間がそこにいると感じれることが何よりも嬉しく、励みになっています。
反省としては、個人的な話になってしまいますが、結局グループ展も卒制も焦るだけ焦ってどっちつかずのような状態になっていたので、参加するならきちんとする、しないならしないを最初の段階でちゃんと考えて決めればよかったと思っています。中途半端に参加してしまったので、グループにとっても良くなかったと思うし、小川さんにもたくさん嫌な思いをさせてしまったと思います。すみません。
それでも、今年グループ展に参加させていただけたことは、とても素晴らしい経験になりました。ずっと手探りでわからないことばかりでしたが、楽しかったです。本当にありがとうございました。 (平井綾香)


本当にグループ展開催のご尽力、ありがとうございました。
 第一回目のグループ展は初めて自分の作品を大学以外で発表できたことに緊張感と達成感があり記念すべきグループ展でした。
今回第2回目は、コロナ禍の中webギャラリーという新たな方法で配信できたことは、非常に意義深いものになりました。今まで以上に多くの友人に観てもらえ良かったと思います。
(只、私自身としては絵画はやはり実物を見たいのが、本音です。生の作品を見て伝わってくるものは必ずありますから。)
 Webミーティングも初めての経験でしたが、メンバーとの距離感が意外となく、グループ展のためだけではなくこれから定期的に、ミーティングをしてもらえれば、嬉しいです。

他の方の制作過程を動画で見れたことは参考になりました。また作品にコメントを付けてもらったのも良かったと思います。今後の自分の課題としてはグループのホームページに自分で投稿できるようになること!(関口志津子)


グループ展お疲れ様でした。スタッフのみなさんのおかげで、出展、Line、Zoom、YouTube、初めての経験ばかりでしたが、多くの事を学ばせて頂きました。インターネット関係は、初めての事もあり、出展を迷いましたが、学ぶことも多く、参加して良かったです。楽しい時間を共有できたWEB  GALLELYは、テレビで中継している感じがして、参加していておもしろかったです。葉書を送った友人から、コメントをもらってWeb世界のつながりを認識しました。今後も作品を投稿できるんてありがたいです。メンバーの作品も見れるなんて楽しみにしています。

制作過程も、YouTubeで拝見して、またご本人に直接聞くことができて、今後の制作の参考になりました。今後の課題としては、Zoom、YouTube中継がスムーズにできたらと思いました。私としては、WordPressの操作ができるようになりたいです。

コロナ禍の折、初めての試みでこんなに得るものも多く、みなさんとご一緒できて楽しかったです。ありがとうございました。事務処理もあると思いますが、よろしくお願いします。重ねて、来年も宜しくお願いします。(松本雅江)


絵画好きが高じて、学齢を過ぎてから芸術大学にお集まりの皆さん(そんな高齢ではないという皆さんも含めて)、いや「学齢」などという役人が定めたような狭苦しい概念はもはや置き去りにして、皆共に同好の士として連帯でき、いつしか隔世の距離ですら超克できたかのようにわいわいと楽しく過ごせましたことは、各々の人生の1ページを飾るにふさわしい、素晴らしい出来事だったのではないでしょうか。

特に、昨今の「一軒隣りは誰?」という風潮においても、SNSを通じて互いの「居所」を確認し合い、気づかいながら一歩一歩進んでいくことができたことは、大げさに申さば「世の中まだ捨てたものではない」と感銘を受けるほどであります。世話役に対する気遣いが、その顕われであり、かつて私も詩人の会の同人誌発行を一手に引き受けて、一冊の本を出すために奔走していた時などは、会員との対話や連絡がほとんどなく、主宰として「私はこれは誰の為になにをやっているのだろう」と自分自身懐疑的になったりしたものでした。

この会では、遠隔地にあっても常に仲間意識で結ばれ(SNSの威力もあって?)、ついに会場で顔を合わせた折には大変盛り上がり、「参加して良かった」と、お世話役ともども喜べたことが、各々の輝くような表情からもうかがえました。私も嬉しかったです。

会場で梱包を解かれた作品たちが目をさまし、「私はここよ」と花々のように咲き誇ったことも記憶に新しい。この会が土壌となり、イベントが種となり、また各人の努力がいつか実を結び、絵画壇などへ蒔かれ、満開となりますことを切に願っております。

一時ですが皆さまと一緒に活動できたことが良い思い出です。(「16年度入学生の会」ということで、この会の後継者は今後出てこない…というのが一抹の気がかりな点ですが)わたくしの座右の銘=「とにかく行けるところまで行く。先はぶつかった所で考える」でいければ良いと独り想いしております。ありがとうございました。(北村こう)


○皆さんとワイワイとやれたのは凄く貴重な時間でした。来年はなんの心配もなく開きたいです。
○配信している時はもう少し動きがあったほうがみている方は飽きないかもしれません。生意気言ってすみません。
○展示室の分配は再考
 絵が展示されてるのにパソコンのある部屋は控え室のようになってましたね🥺飲んだり食べたりは良くなかったかも、と思いました。
○会場に誘導するのにもう一工夫だったかな。例えば一階入り口でこんなんやってますーとパンフ渡すとか。
○ポスター、チラシ、葉書はとても良かったです
次回は是非参加したいと思いますが卒業に向けての1年間、平井さんのようには体力気力があるとは思えなくて、、、、どうなることやら。

仲間の作品を見て本当に刺激を受けました。ありがとうございました(川村智子)


コロナ渦でのグループ展開催に踏み切って、従来どおりの会場展示を見直し、Webgalleryを立ち上げたことは、とても大きな収穫でした。

短い期間で制作動画、制作過程、更にLIVE配信、ライブペイントと盛りだくさんで、それなりに頑張ってみましたが、特に、LIVE配信での不手際が悔やまれます。勉強不足でごめんなさい。

どなた方も、Web関係には苦労したと思いますが、私たちのように居住地が遠方での企画運営には、Webミーティングは、非常に有効なものになったと思います。

LIVE配信で、作品解説をしたのですが、これも非常に勉強になったし、今後もやってみたいと思いました。動画でのモタモタと失礼な発言を、この場でお詫びします。すみません(ToT)

制作過程、制作動画は、自分の制作を確認でき、方向性を見極めるのに非常に役立ち、次の作品で何をすべきか、ハッキリとしたものをつかむことができました。それを忘れてしまっても、Webでの記録が残っていることは、とての頼りになります。

今後もWebgalleryを通じて、みんなの制作状況や、活躍ぶりを拝見できるようになると良いです。(長谷川正美)


やって良かった事:コロナ禍でもやって良かった。今のところ感染者が出ていないので言える事ですが、非日常が日常になりつつある段階で、共同で作業する事の安安心も取り戻せたし希望も見えた感じで、やって良かったことが良かったこと。
嬉しかった事:ホームページの閲覧数が予想以上に多かったこと、誰も見ないと思ってたYouTubeも再生回数も意外と多かったこと。友達がLINEのアイコンに私の作品を使ってくれたのは無断使用ですが嬉しかったな。新聞掲載も。
困った事:小川さんいないとライブ配信等が出来ないこと。あと、画像確認できない撮影なんで、ずれたりぶれたりが残念だったかな。
展示方法:広々とした部屋での展示で開放感があって良かった。慌ただしく展示したので絵と絵の配置がベストだったかは疑問。もっと吟味した方が良かったかも。
コロナ対策:徹底したとは言えないけど、実際フェースガードまでしてる人なんて誰もいないし、飲食してもらう場じゃないし、あれくらいで良かったのでは。アルコール、体温計など設置していることで対策しているといえるかと思う。
ライブ配信:生配信は必要かは検討議題かなと。ギャラリートークは良かった。ほとんどの人が一人で制作してるから他人の意見は貴重。ましてや同じ場で学んだ者同士なんで理解してくれてる部分も多く励みになる。今後は遠慮なく辛辣な意見も言い合って作品の完成度を上げ合えたらいいかなと思った。
その他:グループ展までに何度かzoomで打ち合わせや飲み会したことで展示会で垣根なく打ち解けたような…コミニケーションを取っておいて良かったと思った。小川さん頼りきりの展示会を今後も続ける訳にはいかないが次に代表する人には荷が重すぎるのが課題かな。あと、段々最初の勢いが無くなったり個々の事情でグループが先細りにならないといいなと思ってます。
兎にも角にも今回のグループ展は大きな収穫と発展があったのではないでしょうか。(イチダカズミ)


北村さんの感想にあるように、こうしたグループでの企画って、とかく世話人が孤独になりがちなわけですが、ZOOMで顔を合わせたりできたことや、投げかけに対するレスポンスもみなさんとても良くて。決めた役割を個々が責任もってやってくれたことも大きかったし、ちょっと「困ったなー」なんて思っていると、たいてい長谷川さんが声をかけてくれて。苦手な会計も大形さんが買って出てくれて。おかげで孤独にならずに済みました。ありがとうございます。

ZOOMもYoutubeもWordPressも初めてだらけで、ずいぶん長い時間、本とパソコンの前に釘付けになりましたが、なんとか運用に至れてよかったです。ちゃんと配信できるかな?とか、広報しちゃった手前、結構プレッシャーだったので。

この新型コロナ感染症が広がる状況下で、「○○のグループ展が中止になった」と聞くたびに、私たちには作品発表の場があるというちょっとした優越感を感じられたことはうれしかったです。あと、市田さんの家に川村さんとお泊りしたのは楽しかったです。

新型コロナ対策においては、できなかったこともありましたが、積極的な来場を誘導しなかったこともあり、来場者が少なかったので、今回ぐらいが現実的かな…という気もします。あと、ライブ配信するなら、在廊は3人は必要だと思いました。新しい試みに、みんなで向き合えて、距離が縮まったなって思う反面、今回参加しなかったメンバーさんが「置き去り感」があるんじゃないかと心配になったりしています。(小川美知)


びわ湖湖畔のホテルでの開催はとても気持ちよく、新しい試みも満載で、コロナ禍のおかげ、でした。私は、新しい仕事を始めたばかりで、休みもなかなか取れず、作業のお手伝いが全くできず、みなさんには大変迷惑をおかけしました。皆さん快く接してくださって、ありがとうございました。ライブ配信を仕事の昼休みに弁当を食べながら楽しませていただきました。テレビのエンターティエメントのような物ではなく、絵描きのこだわりがにじみ出ていてとてもメンバーとしては楽しんで見ていました。この試みは大成功だと思います。お世話いただいた小川さん、長谷川さん、市田さん、その他の皆さんありがとうございました。一つサイトに関して、感想があります。サイトの中が見難いというか、ジャンル分けがわかりにくくて見難い感じがします。どんなもんかなあ・・サイトマップの表示があるといいですね。
さて、私自身の作品はというと、家族が家にいる間は「臭い」という理由でなかなか進まず、制作時間が限られた中でやっと仕上げた感じです。NO2に至っては数時間で書きました。先生のおっしゃるように、描き込みが全く足りません。これ反省点。このような作品をこれからも書いていくつもりですが、描き始めるまでに(閃く瞬間を得るまで)かんがえるでもなく、いつも意識の中に構想があって、なんかの弾みで表に出てくる感じです。なのでただただ何か絶えず描くというスタイルは当てはまらないのです。現在は仕事に慣れるまで絵を書く時間が取れません。朝5時には支度して出かけなければいけなくて・・・・・・なんだか言い訳ばかりしているようですね。これはいけませんね。反省・・・
先日NHKの日曜美術館で「現代美術のスターたち」6人が出てきました。「500羅漢」の村上隆、草間彌生、宮島達男、奈良美智、LEE UFAN、などがそれぞれ話していました。共通しておっしゃることは既成概念を超えるということでした。そして、芯にはというか下地には、日本文化がしっかりある。という感じでした。「ジャパン」というコンセプトがあ理ます。LEE UFANという韓国出身の芸術家と村上隆の話の中に現在の日本の芸術の抱える問題、「一般大衆化」が文化を減速さしているという指摘がありました。LEE UFAN曰く「日本の偉い学者とか芸術家が、解説書とかばっかり書いているんです、アーティストも茶化してちゃらしているんです。自分の専門で徹底的に戦わないといけないのに、これは外(海外)に弱いからです。みんな内側にあるからもっとハードルを低くして、みんながわかるように安いことにしましょう、これが文化をダメにする」
現在はインターネットで子供でも動画をバンバン見る時代です。これからどんな時代がくるんでしょう。芸術で飯が食えるような時代がくればいいのにね。(大西和子)


集計

日付来場人数WebGallery
閲覧数
youtube
再生回数
9/157337111(71-5)
9/167433146(23-5)
9/17休館日381配信なし
9/18830263(20)
9/192220063(不明)
9/20735965
TO LIVE 開催期間の集計報告 ※17日休館日

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