

靴がすきです。
“いい靴はいいところに連れていってくれる”というジンクスをわたしは未だに信じています。生きることは、自分の足で歩くこと。たくさんのものを見て、たくさんのはなしを聞いて、たくさんのことを学ぶ旅。その未完成の旅を、ともに歩んでくれる相棒の絵にしようと思いました。



DMに載せてもらった靴は履いていると褒めて頂いたり、驚かれたりすることが多々あります。派手だし、珍しいので。学校で出会ったひとの半分くらいはこの靴でわたしのことを覚えてくれているのではないかなというくらいで。「その靴でわかったー!」と声をかけていただくのはありがたいです。

この靴を描こうなんて三年前の自分は思いもしなかっただろうけど、人生はおもしろいですね。思ってなかったものばかり描いています。がさつな持ち主のもとで、雑に履かれても雨にも負けず風にも負けず頑張ってくれる、とても愛着のある大切な大切なわたしの相棒です。へたってもこの靴は捨てられないなあ。