process「to Live」 〝ogawamichi〟 自画像。 TO LIVE ってテーマに自画像なんて、 ストレートすぎて恥ずかしい。 と我ながら思う。 正直に言うと、 家からあまり出ないから、 自分ぐらいしか描くものもない。 カフェや電車の中で見かけた人をスケッチするのが日常だったから。
エスキースって何枚か描くけど、 大抵は一枚目が一番良かったりする。 描きたいものが凝縮されているような感じ。 手慣れていない画面の緊張感とか迷いとか、 そうゆうのがいい。
ホントのこと言うと、エスキースなんて面倒くさいのだ。さっさとキャンバスにドバーっとやってしまいたい。でもそれでも、我慢してエスキースを描く。キャンバスに向かったときの緊張感とか、ドキドキ感とか、ちょっと我慢があったほうが高まるから。描き始めの緊張感を越えて「えいっ」って描き始めると、妙な達成感がある。始まったばっかでなんも達成してないけど。とにかく、それは私のルールのひとつなんです。
自画像なんで、鏡をみながらの制作。見ないと描けない(笑) もっと大きな鏡を持ってこようかな…。 よく見えない。 人体をよく知っている人は、人の体を見ないでも描けるんだろうけど、私は見ないとダメ。 勉強不足ですね。 いやいや、やっぱり、知っていても見ないと描けないな…。
BUZZ CUT バズカット
バズカットったなに?とけっこう聞かれる。坊主頭のことなんです。この自画像は、私のバズカット記念ですね。他人に言わせると、あんまり似ていないらしいけど。自分が見ている自分と、他人の見ている私は違うのだよね。私は自身を見ることがあまり好きではなくて、写真とかも逃げることが多いのだけど、それは、自身の顔があまり好きではないからなんだけど、自画像描いてると、意外に整った顔してるじゃんっておもったり、あと、今田耕司に似てるなとおもったり。いとおしく大切にしたいと思った。
キャンバスに描き初めて3日目という自画像が
好き。筆の勢いというか心の勢いが感じられ、
表面上の複雑な(表現が悪くてごめん)顔とは違って。
もっとももう完成作品の下に潜んでしまったけど。
小川さんのの制作過程を見て勉強になりました。
エスキースなんてめんどくさいのだと言いながら何枚も描く姿勢!うーん!ありがとう!
わたしもこの、3日目が気に入っているんですよ。今回は目指すところをもう少し先に置いて、描き続けてみたけれど、この3日目の状態がいいから、次回はこれを目指して描いてみてもいいかなって思っています。コメントありがとうございます。励みになります。